気の向くまま
『昔、探し』NO,29
私が尊敬していた曽爾(そじ)医師は
私の緑内障(りょくないしょう)を、君が生きている間には
治療薬は開発されないだろうと言われた。
その折に父が緑内障だったが亡くなる前の目は
端の方は介抱(かいほう)の兆(きざ)しが見られた。
体が自分で直そうとする治癒(ちゆ)力があるから、治療は信じて続けなさい。
希望がない訳ではないから諦(あきら)めてはいかん。
と話された。医学は解らないことばかりだから・・・
そんな先生も『わからん』と言われ
奥様の体に倒(たお)れ亡くなったとか。