『昔・探し』NO,15
『お前さん、今日は一反も置いていかないのかい?』 それならもう来なくていいから・・・お前さんが仕入れた 失敗の品に値段をつけてあげているんだから・・・』とおじいさん。 ・・・シブシブ数反置いて帰った。…続きを読む→
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『お前さん、今日は一反も置いていかないのかい?』 それならもう来なくていいから・・・お前さんが仕入れた 失敗の品に値段をつけてあげているんだから・・・』とおじいさん。 ・・・シブシブ数反置いて帰った。…続きを読む→
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仕立屋さんの仕事はオーダーメイド、常着として着用していた 頃は洗い張りをして、何度も縫(ぬ)い直しをした。 洗い張りをすることで少々傷(いた)んだ。繊維の組織 も元に戻った。そして縫う位置(いち)を替…続きを読む→
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悉皆で一番の身近(みじか)なのが仕立屋さん 以前はたくさんの仕立屋さんがいた。 現在は少ない。セット品は外国にも出すので 現在お世話になっている仕立屋さんには あらゆる品の仕立をお願いしている。 若い…続きを読む→
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私はマンガが大好きでマンガの部屋まで作った。 小学校6年の時、ある答を先生が『あなた、それを何で学んだのだ?』 と言われたので『マンガ』と答えたら皆に大笑いされた。 その当時マンガはただの時間つぶしに…続きを読む→
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ウォーキングではない『昔・探し』のよう 鶴舞本店界隈(かいわい)には古い街並みの景色? 昔、東山動物園の前身があった鶴舞公園。 住み慣れたこの街もずい分変ったと思うのだが 初めて散策(さんさく)される…続きを読む→
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朝早く電話が掛った偶然(ぐうぜん)取った。 成人式の娘さんが泣いていた。 ガソリン車の後ろを廻った時ドライバーがアクセルを踏んだ マフラーの後ろから排気ガス 綺麗に粉末の油の点々 ・・・幸いにも正直屋…続きを読む→
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レンタル屋の鬼頭さんには色々学んだ。 『出された茶菓子(かし)はきちんと食べなさい!!』 『取引先にはもっとていねいに相手をしなさい』 『着物屋なんだから、着物を着用しなさい』 今、もし生きておられた…続きを読む→
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現代は、掛布団は羽毛が多くなった。 羽毛は汗でひっつくそれを洗い元に戻す訳 昔からの綿(めん)の敷ふとんもクリーニングもします。 又、敷ふとんは打ち直しもします。 その他、毛布、肌掛ふとん等のクリーニ…続きを読む→
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撥水(はっすい)加工、シミをガードする加工だ。 メーカーによって色々な名前をつけているが 正直屋では縁(えん)加工と呼んでいる。 他社ではガード加工、パールトン加工、他 反物の上に加工を施(ほどこ)し…続きを読む→
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悉皆(しっかい)とは体でいえば病にかかることと同じ 軽い場合、重い場合、重病の場合は直らない場合 シミは、どんな理由でシミになったのか? が解かればシミを取る薬がある程度決まります。 病でも手当ての仕…続きを読む→
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お袋は、シミヌキにベンジンを購入。 衿や前見頃、前おく身をよく拭(ふ)いていた。 もちろん着用していた素材は、ウールや綿が多かった。 絹は高級品、外出用としては時には着るが 常着として着られる様な身分…続きを読む→
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日本は戦後生活様式が一変した。 食べ物、着る物他アメリカ人の指導の元 米とみそ汁がパンと牛乳に変わった様に 着物は便利な洋服に変った。 戦後80年近くにもなれば生活習慣も変る。 繊維としては最高の素材…続きを読む→
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