気の向くまま

「背守り」とはなんですか?

「背守り」とは背の中心につける【紋(もん)】のことです。 これついては、本来紋をつける話から語るべきでしょう。

【紋】をなぜ背の中心につけるのか?

それはやはり戦の時に敵・味方と分けるためにつけたのだろうと思うのです。
スポーツで、敵味方を見分けるのにジャージで区別するのと同じ様に、
戦の時に紋でもつけていなければ、どちらが敵か味方なのか分からなくなってしまう…
そのために鎧や兜に紋をつけたり、幟(のぼり)を掲げたりしたのです。【紋】は先祖代々続いているものです。

このような事から、【背守り】とは敵が背後から攻めてきた時に、守ってくれる目のような役目をしたのでしょう。

また【背守り】は先祖代々の人が貴方をお守りしています、という紋です。
ですから、あなたの家の紋(生家)をいれるわけです。
そして自分の子供が結婚する年齢になると「紋替えの儀」があり、新しい留袖を購入する事で、
初めて結婚したときについていた紋(生家)から、嫁ぎ先の紋に替えます。
そこで、その嫁ぎ先の人間に染まったと認められるのです。

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「背守り」とはなんですか?

「背守り」とは背の中心につける【紋(もん)】のことです。 これついては、本来紋をつける話から語るべきでしょう。

【紋】をなぜ背の中心につけるのか?

それはやはり戦の時に敵・味方と分けるためにつけたのだろうと思うのです。
スポーツで、敵味方を見分けるのにジャージで区別するのと同じ様に、
戦の時に紋でもつけていなければ、どちらが敵か味方なのか分からなくなってしまう…
そのために鎧や兜に紋をつけたり、幟(のぼり)を掲げたりしたのです。【紋】は先祖代々続いているものです。

このような事から、【背守り】とは敵が背後から攻めてきた時に、守ってくれる目のような役目をしたのでしょう。

また【背守り】は先祖代々の人が貴方をお守りしています、という紋です。
ですから、あなたの家の紋(生家)をいれるわけです。
そして自分の子供が結婚する年齢になると「紋替えの儀」があり、新しい留袖を購入する事で、
初めて結婚したときについていた紋(生家)から、嫁ぎ先の紋に替えます。
そこで、その嫁ぎ先の人間に染まったと認められるのです。