気の向くまま
喪服を古着屋で買ったのだが、紋が違う
紋を変えることは現物を調べてみないと解りません。喪服をレンタルしたり、喪服の古着を購入したりは、昔はしませんでした。なぜなら、着物に悪霊が付いていたりすることを嫌ったからです。
古着屋さんがお寺の近くに多いのは一度寺で「お祓い」をしてから売買をしたからです。
現在でも、知った人からいただく古着は着用者がわかっているからと言われます。
昔は体の弱い子が生まれると、元気な子が着た宮参りの着物の端布をもらい新しい布につけるといったことなど、縁起を担ぐと言われますが、よくなることならどんなことでもする、悪くなることはやめたいと考える、人の思いですね。